王のような新種恐竜発見!レガリケラトプスの華麗なフリルがスポットライト!
白亜紀の特異な生物
白亜紀、恐竜たちの最後の時代にして、数多くの奇抜で特異な恐竜が存在した輝かしい時代。この時代から、2015年に新種の角竜「レガリケラトプス」が発見されました。その名は「王冠を戴く顔」を意味し、約5mの体長と1.5tの体重を有するこの新種は、カナダのアルバータ州で約6800万年前の地層から発見されました。
発見の経緯と特徴
初めての発見はほぼ完全な状態の頭骨でした。10年以上の歳月をかけて発見されたこの頭骨は、特徴的なフリルがほぼ完全に残っていました。しかし、圧力による変形や、鉱物に覆われている部分もありました。この新種は、「ヘルボーイ」とも呼ばれ、その特徴がアメリカンコミックのヒーローに似ているとも言われています。
トリケラトプスとの関係
レガリケラトプスは、角竜トリケラトプスの近縁種です。その特異な頭骨から見られる特性は、他の角竜とは一線を画すものがあります。この恐竜が持つ、派手で美しいフリルは、おそらく外敵からの防御よりも、異性へのアピールや、群れ内での識別に使われたと考えられます。
華麗なフリル
その最大の特徴、14枚の骨質の突起を持つフリルは、まるで王冠のよう。これが名前の由来となりました。この装飾が、外敵への威嚇や異性へのアピールに使用された可能性があります。
他の派手な角竜たち
レガリケラトプス以外にも、カスモサウルスやセントロサウルスなど、一部の角竜が派手なフリルを持っています。近年、様々な新種が発見され、その多くが個性的な特徴を持つことから、恐竜の多様性に驚かされ、今後の発見に期待が寄せられます。
まとめ:
白亜紀の恐竜界から新たなスター、「レガリケラトプス」が登場しました。その華麗なフリルと奇抜な特徴から、恐竜研究に新たな光が投げかけられています。これからの研究で、さらに新しい発見があることを期待しましょう。