『ジュラシック・ワールド:リバース』2025年7月公開!新たな恐竜の冒険が始まる
あの島が、再び目を覚ます──『ジュラシック・ワールド:リバース』とは
2025年8月8日、日本公開が決定した『ジュラシック・ワールド/復活の大地(原題:Jurassic World: Rebirth)』。この作品は、あの“恐竜世界”を描いたシリーズ第7作目にあたり、映画ファンにとって待望の続編です。
監督は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で知られるギャレス・エドワーズ、脚本には『ジュラシック・パーク』を手がけたデヴィッド・コープが復帰。シリーズの原点と最新のサスペンスが交錯する、まさに「リバース(再生)」の名にふさわしい作品となっています。
スカーレット・ヨハンソンが主役に!進化するヒロイン像
本作の主役を務めるのは、マーベル映画でもおなじみのスカーレット・ヨハンソン。彼女が演じるのは、元CIA工作員のゾーラ・ベネット。恐竜のDNAを利用したバイオ医薬品の開発に携わる特殊部隊を率いて、かつての研究島へと乗り込む役柄です。
ただの「恐竜と戦う」映画ではなく、人間の科学欲が招く危機、そして自然界の怒りが、深いテーマとして描かれています。スカーレット演じるゾーラは、その間に立ち、選択を迫られる存在。強さと迷い、両方を内包するヒロイン像が注目されています。
“ミュータント恐竜”という新たな脅威
本作の見どころの一つが、新たな恐竜の存在。予告編では、突如として現れる異形の大型恐竜――明らかに既存の種とは異なるDNA改変型「ミュータント恐竜」の姿が映し出されました。
この恐竜たちは、極端な環境変化に適応し、既存の生態系を超越した存在。かつてのティラノサウルスやヴェロキラプトルさえ凌駕するような“異次元の捕食者”として描かれています。特に、川を泳ぎながら追跡するTレックスや、モササウルスによるボート襲撃シーンは圧巻です。
舞台は“かつての研究島”──ファン垂涎のオマージュも
舞台となるのは、かつてジュラシック・パークの研究施設が存在した孤島。シリーズ第1作『ジュラシック・パーク』で描かれた“あの島”への回帰が本作の核のひとつです。
劇中では、1993年版で描かれることのなかった「川下りでのTレックス襲撃」など、原作小説に存在した名シーンが再構築されて登場します。長年のファンにとっては胸熱な“原点回帰”がそこかしこに散りばめられているのです。
豪華キャストと製作陣──シリーズ最大規模のスケールへ
主演のスカーレット・ヨハンソンに加え、マハーシャラ・アリ、ジョナサン・ベイリー、ルパート・フレンドなど実力派俳優が名を連ねています。また、製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ本人が務めており、シリーズ愛と映像革新へのこだわりが感じられます。
映像面でもILMによる最新VFX技術が投入され、恐竜たちの皮膚の質感や動き、自然との調和などが、これまでにないリアリズムで描写されています。
まとめ|“恐竜の未来”と“人類の選択”が交差する一作
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は、恐竜映画という枠を超えて、「人類と自然の共存」「科学の倫理」という重厚なテーマを内包しています。
ジュラシックシリーズのファンはもちろん、初めてこの世界に触れる人にも、映画としての完成度と迫力を存分に味わってもらえることでしょう。2025年夏、スクリーンで出会う“恐竜たちの逆襲”をお見逃しなく。